QとかJとかIとか

主にこぶしちゃんを愛しているブログです。勝田里奈ちゃんとゆかにゃも一生応援します。妄想が大好きです。

今だからこそもう1度、モーニング娘。9期について語ってみる。そのに

この辺とか、この辺とかの続きです。

モーニング娘。に関しては年号省略でいろいろ書いているので、分かりづらかったらすみません。

tocococo.hatenablog.com

 

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今更になりますが、少し(だいぶ?)前に譜久村聖ちゃんの卒業が発表されましたね。

正直なところを言うと、twitterをあさっているうちに愚痴垢さんのものを色々見てしまい→うへえと思ってこれは自衛せねばならんと感じ→しばらくアンジュルムだけに専念(?)していたのですが卒業ということで久しぶりに9期についてまた書いてみようかと思っています。

 

最初に言っておくと、私はアンチ9期ではないです。むしろ大好き。今はちょっとアンジュルムに向いてますが、嫌いになったわけじゃないです。

ただ、大好きだからこそ「もうちょっとうまくやってくれ……」という気持ちがどうしてもある。普段追ってるのが完璧サブリーダーといわれる川村文乃ちゃんであるというのもあるかもしれませんが。

基本的には思ってることすべて吐き出すのが正義だとも思わないので、アップしないでおこうかなとも思ったのですが、

ワンチャン「9期嫌い!!はよ卒業しろ!!」という人たちに、いやいや9期だけのせいでもないんすよと伝えられたらと思って書いてみます。

今までのような9期大好き~ポヤポヤ~てな記事ではないので、合わなかった方にはごめんなさい。

はい9期!このえりぽんビジュが良すぎてしんどい。ちょっと前の画像ですいません。

 

最近ふと思うのは、結局のところ9期とは何だったんだろうということです。

プラチナ期を経て、なんだったら解散という形にも持って行けたかもしれないモーニング娘。

当時プラチナ期を見ていて思ったのは、本当にもう「大人のグループ」を目指してるんだなと思ったんです。

楽曲的にも大人っぽいのが多かったし、あくまでMVを見るだけだと昔みたいな辻ちゃん加護ちゃんがキャッキャしてたり原色スターモチーフ謎のフワフワ合いの手みたいのもほとんどなく。

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そしてお姉さんたちのビジュも、ほぼ髪染め・そこそこ化粧濃いめ・場合によってはage嬢ちっくな髪(懐かしいなageha

 

そのモーニング娘。を復活というか大きく変革させようと思って開催されたのがオーディションだったと思うんです。

 

ただ私が思うのは、「黄金期よ再び!」というのではなかったのでは、というところです。

個人的に肌感で思っているモーニング娘。の黄金期というとおそらく3期~6期加入直後ぐらいまでかなと思っているのですが、そうなるとオーディションで入ってきた9期メンバーたちはいい意味で優等生たちだったと思います。

金髪の子もいないし、わちゃわちゃ悪ガキちっくな子もいないし、どうしようもなくポンコツな子(9期がコンサート前に「練習してきたん?」と怒られたとかそういうレベルではなく)やいわゆる「問題児」という子もいなかったと思います。つまりは、金髪ヤンキーの後藤真希ちゃんとか、辻加護とか、そういうハチャメチャ感はなかったと。

なので、あくまで回顧ではなく新世界へ。実際9期が加入した初めてのコンサートは「新創世記 ファンタジーDX 〜9期メンを迎えて〜」と銘打たれていました。

 

何を見て、何を目指したのか。そのためになぜあの4人だったのか。

 

もしかしたらそこまで深くは考えられていなくて「新メン入れたら盛り上がるんじゃね?」ぐらいの感じだったのかもしれませんが、私の中ではまた新しい世界を見せてくれるんだなあと思ったのでした。

 

それから、10数年。

「新創世記」から始まった9期加入から、鞘師里保ちゃんが抜けたのを筆頭に、いろいろなメンバーが入ったり抜けたり途中別グループとの兼任があったりいろいろ変わってきました。

確かに新しい風が吹いていたようにも思えるのですが、なんとなくここ5~6年ぐらい、根本的にモーニング娘。のイメージは変わらないんですよね。

実際ライブ名も(もちろんライブ名だけがすべてではないですが)

「新創世記 ファンタジーDX 」→「愛 BELIEVE」→「ウルトラスマート」→「カラフルキャラクター」→「ミチシゲ☆イレブンSOUL」→「CHANCE!」→「エヴォリューション」→「GIVE ME MORE LOVE」→「GRADATION」→「PRISM」→「EMOTION IN MOTION」→「MY VISION」→「THE INSPIRATION!」→「We are MORNING MUSUME。」→「GET SET, GO!」→「BEST WISHES!」→「KOKORO&KARADA」→「MOMM」→「Teenage Solution」→「Never Been Better!」→「SINGIN' TO THE BEAT」→「glad quarter-century」と、最初のほうの「ほほうこれからはメンカラ重視路線で行くんだな」とかいうのもなくなり、「ああこの曲をメインにしてるのね」ぐらいのちょっと薄い感じになってしまったというか。もともとが「踊れ!モーニングカレー」とか「リゾナント LIVE」みたいのもあったので、そんなものなのかもしれないのですが、「新創世記」のようなものがないのも、やっぱりさみしいです。(しいて言うなら、We are MORNING MUSUME。が一つ転機のような気もしますが(確か20周年のときだったし))

 

新曲が出ても毎回ちょっとめんどくさい感じの女子が主人公で、なんとなく似たような衣装を着て(色は変わりますが)、奇抜な髪やメイクの子もおらず、卒業を除いて1人だけがフューチャーされるシーンもあんまりない気がして。

もちろん途中で転機はいくつかあったと思います。

Oh my wish!」や「セクシーキャットの演説」ではメンバーが(全員ではないにしろ)目立つ仕組みが考えられていたし。

あとは「フラリ銀座」はおっそろしくおしゃれな衣装+まりでぃーのジェントルマンでインパクトがあったし(はるなんとえりぽんが役割を担ってる感じもめっちゃよかった)


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でもそれ以外は、いつもの感じ。

似たような衣装(似合ってるのは半分以下)に似たような髪型、ちょっと暗くて小さくぼそぼそつぶやいているような曲、思わず「知らんがな」「勝手にしてくれ」と言いたくなるような歌詞(すみません)。

そしてメンバーの中でも、イメチェンを試みる子が少なかった気がします。せいぜいセミロング→ボブぐらいで、大幅に変わったのはえりぽんがピンク髪や金髪にしてたぐらい。事務所の意向もあるので何とも言えませんが&もともとの顔立ちにもよりますが、アンジュルムやBEYOOOOONDSちゃんたちのほうがヘアメイクもうまくて、個性が楽しめる気がします。(衣装もそれぞれの体形や顔立ちを活かすものが選ばれているので、見ていて「この子似合ってないなあ……」みたいのがほとんどない)

もちろん今さらぐだぐだ言っても仕方ないのですが、その辺からモーニング娘。のマンネリ化が始まってしまったのかなあとも思います。

大体いつも歌割りをもらうのが同じ子ばっかり、というのもあります。が、こればっかりはメンバーに決定権がないので仕方ないとも。

ただ、アンジュルムのMVコメント欄にはだいたい「歌割りが平等にあって嬉しい」とか「それぞれに見せ場があって最高」的なコメントがあるのに事務所って見てないの?と思いましたが。部署が違うのか、あるいはそのコメントに別に心を動かされなかったのか。

なので、全くなかったわけではないですが広い目で見ると「マンネリ」してしまった感じに見えます。

フェスに出た、とか、テレビに出た、とか、いろいろあったとは思うんですが、変わって見えるのは「年号」の部分だけ。のように見えてしまう。

特にりほかの、どぅーといった個性的かつ目が離せない的な子たちが抜けてからはなおのこと。

はーちん、はるなんといったおしゃれアイコンのような子も抜けてしまい(ものすっごい言い方を悪くすると)ちょっと芋っぽい安心感のあるようなタイプだけが残る形になってしまいます。華があるのはえりぽん、まりあちゃんぐらい。ただ二人とも素材で勝負するタイプだったので(だってもう可愛いんだもん)「真似したい!」的な女子ファンはあまり取り込めなかった気がしています。

そして、佐藤優樹ちゃんからの卒業ラッシュ。ちぃちゃん、かえでぃーと「まさか」的な子が抜けてしまい9期はがっつりたたかれることになります。

 

前振りが長かったですが、ここから9期についていろいろ書いてみようと思います。

 

まず愚痴垢さんを色々見ていて叩かれているのはこのあたりかなあと。

 

・(9期二人とも)あんまり態度がよろしくない。後輩がしゃべってるのを興味なさそうにしていたり、えこひいきするようなことが見えたり。

・(9期二人とも)後輩のほうが先に卒業している

・(9期二人とも)後輩に気を遣わせているような言動が多い

・(特にふくちゃんに)誤解されやすい発言が(わざとかどうかは不明)多い。

・(特にふくちゃんに)歌割りが多い。

・(特にふくちゃんに)トーク力が(リーダーの割には)イマイチ。

・(特にふくちゃんに)例の画像

・(特にえりぽんに)スキルが向上していない。

・(特にえりぽんに)インスタを頑張っているが、ファンが求めるものとずれを感じる(過剰な加工、ハイブラ系投稿、アニメ関係など)

 

あたりでしょうか。まだまだあるかもしれませんが。

一つ一つ見ていくと。

・(9期二人とも)あんまり態度がよろしくない。後輩がしゃべってるのを興味なさそうにしていたり、えこひいきするようなことが見えたり。

→これはちょっと確かにと思ってしまう。例えばスクショとかであれば、一瞬の表情をとらえただけかな?とも思いますが動画だと擁護できない。

 もちろん人間なので、体調が悪かったり、どうしても悩んでいることがあったりとは思いますが、カメラが回っているところではどうにかお願いしたい……。

 これに関しては佐藤優樹ちゃんも似たような感じで炎上してましたが、まじで頑張ってほしいです。今更「お高く留まってるキャラ」で行くわけにもいかないと思うんで。立場的にも。

 

・(9期二人とも)後輩のほうが先に卒業している

→これは何とも言えない。そもそも人事権は二人にはないと思うし、卒業していった子たちも正直グループの人間関係で辞めるような子たちだったとも思えないような。。

 それを言ってしまえばタケちゃんだってあーりーだって、過去のことを言えば飯田圭織ちゃんをはじめとするリーダーたちも後輩を見送ってるんですが、そのあたりはどうなのかしら。(タケちゃんは後輩が卒業してた時に誹謗中傷を受けたとも言ってましたね)

 かえでぃーは辞めそうもなかった。リーダーになりうる存在だった。というところから「リーダーになるべき人間が先に卒業した」という解釈になるのかな?この辺は、ちょっとなんとも言えないです。

 

・(9期二人とも)後輩に気を遣わせているような言動が多い

→これに関しては後輩側の性格もあるので何とも言えませんが、以前何かの動画で森戸知沙希ちゃんが「9期さんはいつも2人でいて……」みたいに言ったときに、みんながソーダソーダ!となったのが印象的で。

 とはいえある程度女子の世界ではあるあるでもありますけどね。「ソンナコトナイヨー」待ちの発言とか。

 ここは後輩が気を使いすぎてるのか(確かに空気が読めそうな子は多い)、あるいはそういう空気になっているのかはわからないです。

 

・(特にふくちゃんに)誤解されやすい発言が(わざとかどうかは不明)多い。

→多分例のかえでぃーとの「ゆるゆる」系の発言だとは思います。

 あんまり年齢のことは言いたくないですが、中高生ぐらいならありうるやり取りですよね。100歩譲って20代でもあるかもしれないけれど、仕事としてやってるブログでやっちゃダメだろとは思います。

 ただどうしてもドルオタは100%完璧なサイボーグ的なアイドルではなく、人間くささがにじみ出ているアイドルを愛する傾向があるので、あまりにも教科書通りの文章だとそれはそれで叩かれるという。難しいですね。

 個人的には逆にあれぐらい出してくれた方がホッとしたというか、なんか完璧なマジックのタネが見破れた気持ちで、どことなく感じる気持ち悪さが払しょくされた気はします。まあでも善悪を聞かれたら、ダメだと思います。

 

・(特にふくちゃんに)歌割りが多い。

→言いたいことは分かるけど、言う相手はメンバーではないのでは。

 まあ雑誌とかで「歌割りは努力で得る物」「チャンスはみんな平等」とか言ってしまうので叩かれてしまうのかもしれませんが。しかしモーニングは昔っから歌割り偏ってますからね……伝統芸?

 

・(特にふくちゃんに)トーク力が(リーダーの割には)イマイチ。

→この辺はもうある程度分かっていたことなので、それも個性とするしか。

 というよりは事前準備ができていれば良いだけではとも思います。ある程度来る質問は分かっているはずだし、番組であれば構成がきちんとできているので。

 多分これに不満を持つ人は「リーダーはこうあるべき」とか「●●才はこのぐらいできるはず」とか「キャリアがあればきちんと答えられる」みたいな理想が高いんだと思います。

 あーりーやいっちゃんにはそこまで求めてない、でもふくちゃんはやらなきゃダメ!という人は理想を作りすぎなんではないかなあと。もともとハロプロトーク重視で採用してるわけじゃないと思いますし。

 まあ、できない前提で物事を考えて、できる人が回す・下準備をしておく、という体制づくりができていないのが問題かなとは思います。

 

・(特にふくちゃんに)例の画像

→あえて貼りませんが、ふくちゃんが作ったというメンバー紹介画像ですね。

 まあ誤字は置いておいて(結構ほかのグループも見ます)(そこは誰かが気づいてほしかった)

 多分ですが、熱量から見るに作りやすい子から作り途中で力尽きたのでは……と。好き嫌いじゃないと信じたいですが、でもかえでぃーとの確執があったのもあり、そういうのが疑われてしまうのも無理はないというか。でもそれは、本当にやっちゃダメ。リーダーじゃなくてもダメですが、リーダーならなおダメ。という。。

 

・(特にえりぽんに)スキルが向上していない。

→微々たる向上はあると思うのですが…(初期から考えればほんとに……)

 まあ在籍してればスキルが上がるわけではなく、また歌以外の部分では成長してると思うので(ダンスとか)

 また、モーニング娘。のコンセプトとしてはいろんな子がいる、ということで、別にスキル集団というわけではないはずなので(昨今はハロプロ=神スキル軍団とかいう風潮もありますが、もともとはそうだったはず)という言い訳のような結論に達しています。

 

・(特にえりぽんに)インスタを頑張っているが、ファンが求めるものとずれを感じる(過剰な加工、ハイブラ系投稿、アニメ関係など)

→そもそもアイドルのインスタにみんな何を求めているのかというのもありますが。

 あまり仕事に結びつかなそうな投稿が多いのもちょっと歯がゆいんですよね。アクロバットとか筋トレとかもうちょい重視しても良いのかなあなんてもいます。

 また、ハイブラ系投稿はまじで諸刃の剣。そもそもオタ活にいそしむオタクはあんまりハイブラ持たない気がするし(偏見?)庇護欲をくすぐるわけでもないしむしろ「そんなあれこれ買えるなら応援しなくてもいいんじゃね」と思ってしまうし、かといってハイブラ好き・ハイブラに憧れる層から憧れられる存在かというと……?うーん?

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一応擁護するつもりでいろいろ書いたのですが、あんまり擁護にならなかった……なぜ。

あくまで私の考えで申し訳ないのですが、ふくちゃんとえりぽんは、いわゆる「完璧なアイドル」ではないんだと思います。

ここでいう完璧なアイドルというのは、「本当の自分」と「見せる自分」をうまく使い分ける人とのこと。

BE:FIRSTのプロデューサーのSKY-HIさんが、ビーファメンバーの名前をカタカナ表記にした理由を、

『人に見られている自分』と『自分しか見ていない自分』の2つを明確に切り分ける必要があると思っているから(出典:

SKY-HI 番組・ライブ…世に出ているものが自分の全て - 日本経済新聞)

と語っているのですが、まさにこれだなあと。

また推しの話で恐縮ですが、川村文乃ちゃんも何かのインタビューでエゴサーチをして否定されていることがあっても「第三者の視点で見ている」(意訳)的なことを言っていて、切り替えている感じでした。

プライベートもさらけ出すブログやラジオもやりつつなんで本当に難しい+あまりにプライベート感がないと人気がどうしても出づらいということもあるので、別に完璧なアイドルを目指すことが正解ではないと思うんですが。

ふたりは人間くさくてちょっとヌケててたまに感情が出てしまって、それでも精いっぱい頑張ってる。

それがいいか悪いかは、たぶんもう個人の価値観です。

それがいいと思えば推せばいいし、自分はそれは嫌だなと思ったら去ればいい。

 

多人数のアイドルだとどうしてもAさんを見ていたいけれど苦手なBさんも見えてしまうという感じでアンチが生まれやすい気がするんですが、もうそこもひっくるめてのAさんなので。

Aさんがそのグループに所属しているという事実もAさんの要素のひとつなので、どうしても無理なら距離を置くのも、ひとつだと思います。

世の中には山のようにアイドルがいるんで。無理に付き合わなくても、という。

 

以上です!

最近アイドルを見てモヤモヤするときは、アンジュルムの「限りあるMoment」を見るようにしています。(9期の曲じゃなくてごめんなさい)

特に近しいアイドルの場合、私たちも何か登場人物のような気持ちになってしまうこともあるんですが、あくまで見ているだけの存在です。

彼女たちのパフォーマンスや仕事を見せていただいている立場なので、彼女たちが「思うよに生きて」いるのを見て、そこで勇気や元気をもらって、それだけでいいんだと思います。

もし違うなと思ったら別の何かを見に足を運んで、時々戻ってきてもいいし、全然戻らなくてもいいと思います。

 

拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

心穏やかに皆様が推し活できますように。

 


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歌詞はこちら。

アンジュルム 限りあるMoment 歌詞 - 歌ネット