QとかJとかIとか

主にこぶしちゃんを愛しているブログです。勝田里奈ちゃんとゆかにゃも一生応援します。妄想が大好きです。

こぶし組の亡霊が今さらになって最近のハロプロ事件について語ってみようかなと思う。

2020年3月に、私の最愛アイドルグループであったこぶしファクトリーが解散しました。あれからもうすぐ1年。

立ち直れているかというと情けないことにあまり立ち直れていなくて、卒業後の彼女たちもSNSのフォローだけは一応していますがほとんど追えなくて、あれほど名盤だと思った「辛夷第二幕」よりもなぜかTHE ALFEEのアルバムをひたすら聞いていたりしました。(50年弱解散しないなんてすばらしい)

この1年を振り返ってみますと皆様もそうかと思うのですがコロナでバタバタしていてゆっくりと音楽を聴いたり余暇を楽しんだりという余裕も減ってきて(暇がないのはありがたいことでもありましたが)それでも新たな心の支えのようなものを探して、ハロプロの森をぼんやりとみていたりもしていました。

れいれいがいるんだからJuice=Juiceを追えばいいじゃん(いいじゃん)とも思うんですが、えりぽんやかわむー、タケちゃんといった二推し、三推しを推せばいいじゃん(いいじゃん)とも思うんですが、どうにも「これ以上深入りしたくないなあ」と思ってしまう毎日を過ごしてきたのですが、そこでおこったのが例の「りさまる事件」と「さゆべえ事件」でございました。

「りさまる事件」(※私が勝手に名付けただけです)とは、つばきファクトリー小片リサちゃんの裏アカが流出した事件。

何が問題だったかというとメンバーや衣装、スタッフへの愚痴がツラツラと書いてあったことで、まあそもそも裏垢自体がダメだったということも含めて小片リサちゃんは謝罪→脱退をしたのでした。

私はもともと広瀬彩海ちゃんのファンだったので、小片リサちゃんのことも注目していたのですがこの問題で思ったのは単純に「え、リサちゃんめっちゃいい子じゃね???」的なことでございました。

なんて書くとめちゃめちゃたたかれちゃうのは間違いないんですが、裏垢はダメだと思うのですが、

愚痴るメンバーですら「〇〇さん」「〇〇ちゃん」だったり「センターじゃなくてもいいけど」みたいな感じだったり。

普段心の中でめちゃめちゃにどろどろとしたものを抱えている私からすると、「え、裏垢ってこんなきれいな川みたいなもんなの?!」みたいな。もっとどぶ川というか、なんだったらもうごみ溜めみたいな、そんなものかと思ったのに。

それで何が怖かったかというと、これに対して「ヤバくね?」というファンの皆様の反応でした。いや、私みたく「え、こんくらい誰でもしてない?」という方もいたのですが、あーやっぱりアイドルファンというのはピュアじゃないといけないんだなあとも思ったものです。

 

そしてそして、「さゆべえ事件」(※私が勝手に名付けただけです)。高木紗友希ちゃんが某歌手の方との半同棲?をスクープされてしまった事件です。

まあ、恋愛することがいいことか云々というのは紗友希ちゃんが「軽率でした」と謝った時点でそれはよくないことなのであって。

そもそもアイドルに限らず商業的なコンテンツというのは需要と供給で成り立っているもので、恋愛していないJuice=Juiceおよび高木紗友希ちゃん(ひいてはハロプロ)をどの程度みんな求めているかという問題なんですが、それについては特に統計があるわけではないので、慣例通り処分と。

まあそれが「高木紗友希ちゃんは歌もうまいし成人だしおっけぃ☆」としちゃえば真面目に恋愛禁止を守っている子たちは「は?」となるのは間違いないし、事務所は未成年メンバーをある意味保護者がわりとして預かっている立場でもあるので(特に地方にいる子たちもそうだし、ライブとかで遠くに行く場合は本当にそうだと思う)「恋愛おっけー!」とするわけにもいかないので、私としては妥当だと思っています。

ちょっとデート♡とかじゃなく洗濯物取り込んじゃったらもうだめだしな……。

 今後ハロプロがどういうかじ取りをする気なのかはわかりませんが(相も変わらず恋愛禁止路線で行くのか、はたまた成人すればOKという流れにするのか)まあ、「正直者ばっか馬鹿を見る」という世界にはなってほしくないなあと。(かもんな!)

お相手の方にいろいろあるみたいだけど、まあそれはどうでもいいやという感じもあります。もうハタチすぎてるんだから、そして脱退したんだから痛い恋愛も幸せな恋愛もいろいろしてみるといいと思う。

 

そしてこの「りさまる事件」および「さゆべえ事件」を踏まえて私が思うことは、「アイドルってなんだ?」というまたいつもの疑問でして。

 

ふ、と思ったのが「アイドルというのは母性本能or父性本能をくすぐる虚像」というひとつのことでした。

 

いわゆるアーティストは「自分のために」お金をかけたいと思うものだと思うんです。「この歌をカラオケで歌いたいから」「この曲聞きたいから」「この曲聞いてると幸せになるから」。

だからぶっちゃけ、アーティストが何か問題を起こしても「曲は悪くない!!」とかってなるんだと思います。これはミュージシャンに限らず、漫画家や小説家、はたまたケーキ職人からデザイナーまで、さまざまなアーティストにいえることだと思います。

 

でもアイドルになるとまた違ってくる人がいる。SNSなどでよく見るのが、CDやらグッズを買う理由が「生活費の足しにしてほしいから」「もっと事務所に推してほしいから」「もっといろんな人に知ってほしい」「売れてほしい」「有名になってほしい」「夢をかなえてほしい」という、庇護欲に近いものがある。いわゆる「貢ぐ感覚」ですよね。

もちろんその中には自分のために、という気持ちも入ってる。「相手に認知してほしい」とか「コンテンツが終わらないでほしい」とか多少は入っているけれど、たぶんスタートは「私(僕・俺)がこの子に何かしてあげたい!!」というところなんです。

だから、熱愛なんてのが報じられると「裏切られた!!」という気持ちになるし、ピアス開けたり髪染めたりすると「ねえそういうのってどうなの?」となる。これは親が子供に対して思うことと一緒なんじゃないかなと。姑が嫁を敵視してみたり、父親が娘の結婚を認めなかったり、進路に口出してみたり、そういうの。

 

ハロプロは、そういった2つのファン層をだいぶバランスよく保持しているコンテンツだと(勝手に)思っています。

ファンに媚びるような曲がないのも理由のひとつだと思うし(ファンが「自分が聞きたい!!」と思えるクオリティの高い曲が多い)アンジュルムなどが「かわいいアイドル♡」から「かっこいい憧れるおしゃれなアイドル」像を作ってきたものも大きいと思います。(アンジュヲタですみません)

ただ、まだ全部じゃない。正直つばきファクトリーは若干アイドルみが強いし(だからきっとさおりん熱愛の時はたたかれまくったんだと思います)各所にいる若いメンバーをはじめ一部の子たちはアーティストとしてお金を払いたいと思わせるほどまだ成長しきってないと思うし。

 

そういう意味では、おそらくキーとなるのが「BEYOOOOONDS」と私は勝手に思ってます。

新人として入った3人(SeasoningSの子たち)はもうしっかりとした年齢で「大丈夫かなあ……」とやきもきしながら見るタイプではないし、媚びずにそれぞれが自信持っているムードを持っているし、MVや曲にも「応援してください♡」的なものより「ついて来いよ」的なものがある(気がする)ので。

ここが跳ねれば(結構跳ねかけてる気はしてます)ハロプロはアーティスト路線に舵取りをすると思うし、ここがダメならまた増員・卒業で言い方悪いですがその場しのぎのアイドル路線になってしまうし。


BEYOOOOONDS『こんなハズジャナカッター!』(BEYOOOOONDS[This is not how I pictured myself.])(Promotion Edit)

 

どうでもいいんですが、どこかで(youtubeのコメントかtwitterあたり)見た「みいみ(岡村美波ちゃん)に彼氏ができましたー!ってステージで言われたら許しちゃうかもしれない」(ニュアンス)というコメントがずっと心に残ってます。みいみって本当にそうなんだよな……なんであんなかわいいんだろうなみぃみ……。

でもそれは私が同性であり、みいみちゃんのキャラもあるんでしょうが(そして本当にそうなったら荒れるんでしょうが)

 

というわけでどういうわけかわからないけれど、もう少しハロプロを(ちょっと俯瞰的に)(自分のために)まだ追っていこうかと思っています。

ブログもまた少し書いていきたいなあと思いますのでよろしくお願いいたします。という終わり方です。

ではでは。